病気は不幸だなんて思うと治らない気がした。

悪性リンパ腫【AITL】30代パパのリアルがんライフ

【入院小話】血液培養~愛と友情のツープラトン~

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こてつ(@Kotetsupapa7)です。

 

今回は【入院小話】です。

 

タイトルは【血液培養~愛と友情のツープラトン】です。

 

ゲームの必殺技の話ではなく、採血のときに実際にあった、ちょっと面白いなって思った話です。

 

それでは、どうぞ!

 

白血球の減少

僕は悪性リンパ腫で、抗がん剤治療を受けている。

 

抗がん剤の副作用の骨髄抑制のおかげで、白血球の数がかなり減少する。どれぐらい減少するかというと白血球数の基準値は3,300~9,000程だが、抗がん剤を入れたあとの僕の白血球数は、なんと!

100~500!!

そう、ほぼ白血球は無いに等しいぐらいまで減少してしまうのだ。ただこれは抗がん剤の種類にもよるし、個人の差ももちろんある。

 

ちなみに抗がん剤治療を受けている人の中でもなかなかの減少具合だということに最近気づいた。他の闘病ブログなんかでは1,500とかまで落ちてる人を見かけるが、そういう他の方のブログを見るまでは500以下まで下がるのが普通だと思っていたのだ。

 

感染症

僕の治療に使用されている抗がん剤は骨髄抑制が強く出る薬剤みたいで、抗がん剤を入れたあとは2週間の入院を余儀なくされている。通院による治療が許されないのだ。悔しい!

 

しかし、僕はそれ以外の副作用が軽いのだ!(髪の毛は抜けています)抗がん剤治療を始めて1回も吐き気を感じたこともないし、ご飯もめちゃくちゃ食べる。なので毎回、抗がん剤を入れた後は「早く退院させてくれよ!」と思っていた。

 

しかし、僕のわがままとは裏腹に現実は厳しい。退院前になると毎回熱を出してしまい退院が延期になるのだ。

 

白血球が正常よりも極端に低いのだ。白血球が少ないということは感染症にかかりやすいということ。重症化すると・・・非常に怖いのである。

 

なので38℃以上の熱が出ると抗生剤の点滴と血液培養検査のための採血が行われる。

 

血液培養検査

血液培養検査というのは血液を数日培養して血液に細菌や真菌がいないかを検査するもの。通常、人の血液は無菌状態なので血液の中の菌を特定して適切な治療を行うのだ。

 

そして血液培養検査の際の採血は2か所から採る。理由は通常の採血よりも単純にたくさんの血液が必要なこと。あとは皮膚に存在する雑菌が混ざってしまうと原因が分からなくなってしまうため、念のために2か所から採血するのだ。

 

2か所からというが、ほとんどは左右の腕からの採血になると思う。僕は毎回そうだった。左を先に採血したら、次は右を。

 

愛と友情のツープラトン

ある日の夜のこと、退院を数日後に控えた僕はいつものごとく高熱を出した。そして看護師さんは抗生剤の点滴と採血の準備をしてきますねと病室を後にした。

 

数十分後、病室に看護師さんが戻ってきた。が、なぜか2人で戻ってきたのだ。看護師が2人も来るなんて「ケモの確認お願いしまーす」のとき以外はなかったのに!

 

え?2人も来て何するの?と思っていたら、2人の看護師はそれぞれ僕の左右の腕の前に立った。そして2人で僕の左右の腕を消毒し始めたのだ。

 

 「え?血液培養って2か所?え?」

 「血培の場合は別々の2か所から採血しなきゃいけないんですよ~」

 (いや、それは知ってるけど…そういうことじゃなくて、これはまさか⁈)

看×2 「ちくっとしますよ~、3・2・1!」

 

そうです。両腕を同時に2人に採血されました。僕は聞いてみました。

「2か所から採血するのは知ってるけど、同時にやる意味ってあります?」と。

そして返ってきた答えは

「2か所からの採血が必要なだけで、同時である必要はありません。別々の方がよかったですか?でも2人で来たので同時にやりました。」

 

いやもう、面白いからいいよ。

 

因みに愛と友情のツープラトンというのは僕が中学生時代によくやっていた

「私立ジャスティス学園」という格闘ゲームの中にある2人の協力技のことである。

 

おわりに

もし再び血液培養の採血があったらツープラトンでお願いしたいものだ。

 

手が空いてたら2人でやるって普通にあることなのかなぁ?

 

面白いからいっか。

 

 

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